最近、業者サイトで、出張買取のネタを書いているのを多く見るようになった。
そう言う私もこのblogでどこそこへ行って云々と出張買取ネタを書いているが、例えば名古屋の例でいくと、○○町までの細部なまでのお客様場所を特定出来る地域名などを、そこまで事細かくは書いていないし、出張買取に行ってもその都度記事にしてない場合も多い。
うちの場合は大まかな種類分野などの買取品を書きますが、この場合は、当然の事でしょうがご本人のご承諾を得た場合と許容範囲内に限っている。
地域名、買取品名などのキーワードはSEO対策としての一つの有効な手段なんだと思いますが、ところが驚くことに、すべての出張買取で、細部なまでの地域、家の外観、果ては、どんな人だったかまで書いているサイトがある。
しかし、自サイトで自分をさらけだすのは本人の好き勝手だが、そういう人達までさらけだすとはプライバシーも何もあったもんじゃないのでは。
そういった情報発信は、ご本人の承諾を得ない限りにおいては、あまりにも無節操すぎるのではないかと思う次第。
勿論なかには、それを書く時には「ご本人の承諾を得ております」と、前もって明記しているところもある。
「個人情報保護法」は勿論ですが、それよりも常識の有る信頼のおけるサイトなんだろうと思う。
例えば、書画骨董品類もそうですが、本においても、買ったこともそれを売ったことも、家族、近親者、ましては第三者に知られたくないケースも多々有ります。
それが、細部なまでの地域、買取品の詳細などをそこに書いてあれば、ひょとしたら自分の事かも?あの人の事かも?と、思わせる内容であったらどうであろう。
・・・お客様は色々な考え、色々な職業の方、色々な環境下の方がおられます。
ネット上では、「サイトポリシー」とか、「プライバシーポリシー」とかいうウェブサイトの管理者の姿勢を宣言しているところも多い。
うちとしては、わざわざそのような宣言の明記はしていないが、記載するまでもなく当然の商いルールと考えている。
さて、この事について、業者間では当然、異論、反論、持論が有ると思うが、判断されるのはお客様という事で……。
こんな事を書いている午後、二日続きだった雨が止んで快晴になり、そして暖かい。
今の季節は一雨ごとに暖かくなるんですね。